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逆境=踏ん張れる良い機会、前向き思考で世界中に愛媛のファンを
愛媛県

逆境=踏ん張れる良い機会、前向き思考で世界中に愛媛のファンを
株式会社エイトワン・株式会社伊織 村上 雄二さん

年間17億の売り上げを上げる今治タオルを取り扱うタオル専門店、伊織。その母体となる株式会社エイトワンは、今治タオルの他にも、ホテル、みかんジュース、湯道具、レストラン経営と多岐にわたる事業で愛媛を盛り上げます。風変わりな社長と、創業から一緒に核としてあゆみ続けている同社常務兼伊織社長の村上雄二さん。穏やかな笑顔と物腰の奥に、熱い地元への想いが宿っていました。今回は、村上さんのその素顔と見据える今後に迫ります。

概要/プロフィール

会社名 株式会社エイトワン
今治タオル取扱店「伊織」、ホテル「道後やや」、旅館「道後夢蔵」、愛媛みかんを使った商品を作っている「10FACTORY」等の特産品ブランド店運営。

村上 雄二(むらかみ ゆうじ)
愛媛県の新居浜市出身。地元の愛媛大学卒業後、愛媛での就職を経て、都内の都市銀行に勤務。しかし、大学同期の同社取締役社長を務める大籔崇(おおやぶ たかし)に地元愛媛のホテルの立ち上げに誘われ、参加。エイトワンの創業に携わり、現在は同社常務兼伊織の代表取締役社長を務める。

彼とだからやってみたいと思いました

株式会社エイトワンは、愛媛の良いものを数々とブランディングし、多くの小売店、レストランを持つ地域に根ざした会社。 個々のブランドの知名度もさながら、同社取締役社長の経歴と人々に与える印象の大きさも、圧倒的である。

同社社長である大籔崇さんは今回お話を伺った村上さんと大学の同級生。大学時代、パチンコに熱中し、独自の戦い方で利益を出すも、熱中しすぎた結果留年。大学卒業後税理士資格を取得するために専門学校へ行き、金融投資を始めてのめり込む。その後、ホテル温泉宿『夢蔵』を経営することになり、そこから株式会社エイトワンを築き上げてきた異端児である。

創業からのパートナー村上さんは、彼をこう分析する。
「大籔は…変わっている」
確かにここまでの経歴を見れば、相当変わっている印象を受けるが、村上さんの言いたいことはそうではないようだ。

「凝り性で、大人びているんです。」

凝り性というのは、経歴からも見て取れるだろう。
一つのことにのめり込んで、研究を繰り返す。とことん熱中するタイプで、この性格も、会社としての強みの一つの大きな要因なのではないだろうか。

しかし、大人びているというのは…?

「学生時代、私は留学資金を貯めるために友人数人とアルバイトをしていました。私はみんなの給料を一括して管理する係だったのですが、大籔だけ受け取らないんです。留学資金の足しにしてくれって。そういう一面がある人でした。本人は覚えていないんですけれど(笑)」

そんな一見変わった大籔さんに誘われ事業を始めることになった村上さん。 不安はなかったのか?

「彼とだからやってみたいと思いました。」

異常な向上心と前向きな考え方

一方、村上さん自身はとても勉強熱心で前向きな志の持ち主。
大学卒業後は、地元愛媛で一旦就職したものの、経済、金融の仕組みを学びたい、と東京の信託銀行に転職する。
多くのことをサラリーマン時代に経験、習得する。

「異常な向上心があったんです。学びたいと思って銀行を選択しました。」

その後、リーマンショックの逆風が吹きつける真っ最中に退職。
当時は、怒られる事もたくさんあったと振り返る。

そんな中で、銀行時代に学んだ数字の見方は、今の事業にそのまま生かされることこそないものの、大変役に立つ、基礎となる知識だった、と村上さん。

大きな経験を愛媛に持ち帰り、パートナー大籔さんとホテル事業に乗り出す。会社勤めの経験がない大籔社長と元銀行マンの村上さん。一見ベクトルが180度、別の方向を向いているようにも見える二人は共通の想いで進んでいた。

それは「愛媛の良いものをアピールしたい」という想い。

この想いの原点は意外にも、お客様からの声だった。

「なぜ愛媛に来て、愛媛のホテルに泊まって、愛媛の特産物を味わうことができないの?」
「愛媛にいるのに、今治タオルが手に入らないんだけれど。」

伊織で扱っている商品『umi -towel of sea-』

そんな声を聞いた若い二人は
「だったら自分達でやってしまおう!と(笑)」

愛媛の良いものを世に送り出すというミッションを負った二人は、それぞれの強みと経験を武器に次々と新しい事業を打ち出していく。

「失敗は多いです。でもそれだけチャレンジできたということでもあると思います。ポジティブなんですよね。ダメだったらまた変えようという考え方で前向きに事業に取り組んでいます。」

今年、道後温泉本館の改修工事を控え、観光面では比較的向かい風の状況にある愛媛県。
しかし、村上さんの前を見据える目は明るい。

「逆境はピンチではなく、会社をより強くするための良い機会だと思うんです。」

このメディアは「地方創生」を「業界」として定着させ、そこで活躍する人を可視化し応援する為に生まれました。

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