【イベントレポート】「今、地域に求められる情報発信力とは?」地域メディアで成功するためのヒント
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地域メディアで成功するためのヒント
~「今、地域に求められる情報発信力とは?」イベントレポート

2017年9月20日、ヤフー株式会社で、地域メディアの編集長とCSVの重鎮が一同に介した「ViTALIZE メディアリーダーズ会議Vol.3」が開催されました。

「KPIは?」「ぶっちゃけ儲かっているのか」「いま一番の課題は?」……メディア乱立時代の中にあって、地域・地方の価値を高めるメディアづくりで注目を集める4社のキーパーソンのリアルをお伝えします。

登壇者プロフィール

徳谷 柿次郎 氏 株式会社Huuuu ジモコロ編集長
1982年生まれ。大阪出身の編集者。全国47都道府県のローカル領域を編集している株式会社Huuuuの代表取締役。どこでも地元メディア「ジモコロ」/小さな声を届けるウェブマガジン「BAMP」の編集長をダブルで務めている。最近、長野と東京の二拠点生活を始めたばかり。趣味はヒップホップ、カレー、コーヒー、温泉。

原田 一博 氏 株式会社morondo 代表取締役 「枚方つーしん」(通称ひらつー)編集長
1981年大阪府枚方市生まれ。2008年株式会社morondo創立。学生時代より株式投資をはじめ起業するまで個人投資家として過ごす。2008年に起業し、10年より「枚方つーしん」を本田一馬(共同経営者)と運営。2015年枚方市総合計画審議会委員。「枚方つーしん」(通称ひらつー)は大阪府枚方市に特化したローカルメディア。月間約240万PVのウェブサイトのみならず、リアルでのコワーキングスペースの運営やマルシェの開催なども手がける。

西田 修一 氏 ヤフー株式会社 執行役員コーポレートグループ SR推進統括本部長
2004年、ヤフーに入社。 2006年から「Yahoo! JAPAN」トップページの責任者を務める。2013年に検索部門へ異動。東日本大震災の復興支援キャンペーン「Search for 3.11 検索は応援になる。」や検索で一年を振り返るイベント「検索大賞」を立ち上げる。2015年4月に検索事業本部長及びユニットマネージャーに就任。2017年4月より、執行役員コーポレートグループ SR推進統括本部長。

倉重 宜弘 氏 ネイティブ株式会社代表取締役(瀬戸内ファインダー/沖縄CLIPほか)
1967年6月愛知県名古屋市生まれ、犬山市育ち。みずほ情報総研を経て創業間もないネットイヤーグループに参画し、関連会社の役員・事業部長などを歴任。2012年4月に地域振興や地域ブランド開発を目的とした地域共創事業を開始し、北海道、沖縄、瀬戸内、淡路島などにその活動を広げる。2014年には、新規事業開発専門の部署を創設し、地域共創事業の責任者として運営に当たる。2016年3月にネイティブ株式会社を起業。2016年4月より事業開始。

今回の登壇者の中で、純粋に自社メディアとして地域メディアを運営しているのは「枚方つーしん(通称ひらつー)」の原田氏のみ。現在はアルバイト含め15名のスタッフで運営しており、収益はほぼ全て広告・記事広告が占めています。2010年の設立より7年が経過し、地域メディアの中でも古参だからこそ、地域メディアには「継続できるかどうか。編集・ライターのモチベーションを保ち、事業として収益性を上げて、継続できるか(原田氏)」がポイントだと語ります。

一方、徳谷氏、倉重氏はメディア制作のプロとして地域メディアを運営する立場です。クライアントがいる立場だからこそ、KPIとしてのPV(ページがどれだけ見られたか)を大事にする一方で、「『取材先で立ち寄ったバーの店員がジモコロのことを知っていた』といった、実体験に基づくリアルなファンの反響をクライアントには報告するようにしている(徳谷氏)」のように、数字には現れない地域メディアの価値を見える化する工夫がありました。

「SNSを含めたリーチ数を指標として重視している(倉重氏)」、「LINEのフォロワー数も18,000以上(原田氏)」など、SNSを意識したメディア運営についての声も。地域webメディアという歴史が浅い分野だからこそ、「執筆スキル・写真スキルともに十分な質を持ったフォトライターの人材不足が著しい(倉重氏)」「地域の記事を集めて、きちんと形にできる編集者が圧倒的に足りない(徳谷氏)」といった人材不足も課題感として浮かび上がってきました。

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